一人で悩まないで

厳しい暑さが続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。私は子どもと新型コロナウイルスに感染してしまい、子どもについては自宅待機期間が明けたと同時にお盆休みへと入った事から長めの連休となり、お盆明けの保育園は行き渋りを心配しました。

さて、子どもは夏休みが終わるタイミングで不登校者数が増加する傾向にある様です。理由は様々でしょうが、「勉強についていけない」や「人間関係がうまくいかない」など学校での問題が再燃する事を苦痛に感じるのだと思います。長期休暇中は登校の必要がない分、生活リズムが崩れたり、学習も課題以上の事は求められませんし、苦手な人に会う必要もありませんが、２学期に近づくにつれ、登校というプレッシャーが子どもに襲い掛かってきます。ここで深刻なのが、プレッシャーから自殺へと追い込まれてしまう子どもです。誰にも相談する事が出来ずに抱え込んでしまい、結果自殺という形を選んでしまう子どもは多く、夏休み明けは自殺者数が増える事がデータでも表れています。子どもが悩んでいる際はその変化に気づく事が大切ですが、そのためには普段の様子を知っておかなければいけません。また、中学生や高校生になると親に対する反抗が反抗期によるものなのか学校でのストレスのはけ口なのかが分かりづらいです。だからこそ、子どもの様子を常に気に掛ける必要があります。

うきは市社会福祉協議会では匿名相談を受け付けています。家族や先生、友人に話せない悩みや思いは抱え込まずに、社協へご相談下さい。悩んでいるのはあなただけではありません、一緒に不安や悩みについて考えていきましょう。