社会福祉法人うきは市社会福祉協議会

声・手・心 つないで人の輪 地域の和

ふくしのかわら版

9 令和6年9月1日発行

大石地区 健康福祉部研修会

7月18日(木)、大石地区コミュニティセンターにて、健康福祉部 福祉研修会が実施されました。

今回は「認知症について学ぼう」と題し、福祉委員、民生児童委員等で構成される健康福祉部の他に、大石地区の方にもチラシで呼びかけ、50名の参加がありました。
講師には、認知症応援団 ~チーム柿色うきは~ うきは市キャラバンメイトの稲舛満氏をお招きしました。

稲舛氏は、『認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人や家族に対して温かい目で見守ること』を一人でも多くの方に理解してもらい、『認知症になっても安心して暮らせるうきは市』を目標に活動されています。

「認知症とは、さまざまな原因により脳に変化がおこり、それまでできていたことができなくなり生活に支障をきたした状態です。

認知症の影響により、日常生活での失敗が増え、自分自身もおかしくなっていることを感じ、誰よりも苦しんだり、悩んだり、悲しんだりしています。認知症になっても正しく理解する人が周りにいて、失敗を怒らず、優しく言葉をかけたり、手を貸してくれれば、安心して暮らすことができます。」とお話しいただき、参加者は熱心に聞き入っていました。

大石地区健康福祉部では、今回の研修会で学んだ内容を踏まえ、熱中症注意の呼びかけも兼ねて、夏季友愛訪問活動を行いました。認知症を自分自身にも関りがあることと捉え、正しく理解することが、住みよい地域づくりへの一歩となります。