新川地区思いやり協議
6月14日(金)第1回新川地区思いやり協議
新川地区コミュニティセンターにて、新川地区に合った移動支援等を検討するために、今年度1回目の協議が行われました。今回は、自治協議会役員、市役所保健課・市民協働推進課、社協等約30名が参加しました。
協議では、まず、社協より、移動を手助けする活動や他の地区で取り組んでいる移動支援などについて説明を行いました。その中で、移動支援については買物や通院など、地域の方の外出の目的によって、様々な支援方法があること、また、新たな仕組み等を考えるにあたっては、支援する側の状況や体制なども踏まえ、考えることの大切さをお伝えしました。
説明後、今後も外出等を続けられるために必要な仕組みや準備について話し合いが行われ、下記の意見が出ました。(一部抜粋)
- 送迎支援を行うためには、運転手の確保や保険等の経費が心配であり、他の地区での活動状況をもっと知りたい。
- タクシーの共同利用も検討したいため、タクシー業界の現状を知りたい。
- 居場所活動として月に1回コミュニティセンターで、カラオケ教室を開催するのはどうか。
- 仕組みを考える上で、地域の方の生活状況等を聞きたい。
→現状把握や今後の予測のためにアンケートを行うのはどうか。
話し合いを通して、地域の方の生活状況や思いを聞きたいとの意見が多く、今後は、現状を把握するためのアンケート調査実施に向けて検討することとなりました。また、地域で移動支援に取り組めるかを検討するために、他の地区での取り組みやタクシーの現状などについて、学習会を設けることにもなりました。
7月18日(木)第2回新川地区思いやり協議
前回の意見をもとに第2回協議では、アンケート調査実施に向けた話し合いが行われました。
まず、社協より、検討項目(①目的、②対象者、③調査方法、④質問項目、⑤協力者、⑥調査時期)について説明後、活発な話し合いから、下記のような意見が出ました。(一部抜粋)
- 生活の困りごとも含めた現状把握を行う。
- 住民全体の声を反映させるため、全世帯を対象にする。
- 運転免許証返納や返納後のことも聞く。
- 対象者によって聞き取り方法や質問項目を変えるのはどうか。
- 高齢者への年末訪問時に、一緒にアンケートを取る。
今回の話し合いを通して、アンケート調査実施は、年末を目途に進めていくこととなり、具体的な内容については、今後小委員会を開き、検討することになりました。
今後も地域全体で話し合いが行われ、住み慣れた地域で暮らし続けられるための取り組みが検討されていきます。