ボランティアセンターだより
※7月18日現在
7月8日から九州地方を中心に大雨となり、7月10日の午前4時50分に九州北部で『線状降水帯発生情報』が発令されました。この大雨に伴い、大雨特別警報が発表され、午前9時には、市内に「緊急安全確保(警戒レベル5)」が発令されました。
10日9時までの6時間積載雨量は、福岡県や大分県において数年から数十年に一度の「稀な」大雨となりました。
この大雨により、うきは市内では巨瀬川や美津留川等が氾濫し、吉井町で床上・床下浸水等、浮羽町の流川地区で土砂の流入等の甚大な被害が発生しました。
また13日には、妹川地区で土砂崩れが発生し、妹川地区全域に避難指示が発令されました。
うきは市においては、11年前に起きた『平成24年九州北部豪雨』以来の大雨災害となり、前回は山間部を中心に甚大な被害が発生しましたが、今回の大雨では平野部を中心に浸水による被害が多数発生しました。
うきは市社会福祉協議会では、7月11日(火)にうきは市災害対策本部からの設置要請を受け、災害ボランティアセンターを設置しました。
12日は、悪天候により活動休止となりましたが、翌日の13日からは、市内はもちろん、市外からも多くのボランティアの方々にかけつけていただき、被災された家屋の畳や家具の運び出し、床下の土砂出しや清掃などの活動を行っています。
災害ボランティアセンターの運営には、市内社会福祉法人の職員の皆さま、「螢火うきは」、福岡県内の社会福祉協議会の職員、両筑地区社協職員の方々等のご協力をいただき、ボランティアの送り出しやニーズ(調査)の調整を行っています。
また、今回の災害においても、多くの企業や団体・個人の方々からたくさんの支援物資等のご寄贈をいただいております。皆さまからの温かいご支援ご協力、心より感謝申し上げます。
今回の災害ボランティアセンターについての活動報告や物品寄附等については、次号以降に改めてご報告させていただきます。
多くの企業・団体、個人の方より支援・活動物資をいただきました。ありがとうございます!
写真:市内飲食店様のご好意で頂いた、鰻のおにぎりの配布を小学生のボランティアさんに手伝っていただきました