市内各地区での取り組み
市内では、各地区(旧小学校区)の特性を生かし、地域に根差した取り組みが進められています。
生活支援の取り組み
地域の高齢者等を対象に、庭の手入れ、草取り、草刈り等の家の外、電球交換や掃除、買い物代行等の家の中の『ちょっとした困りごと』に対して、地域の方がお手伝いをします。現在、うきは市には、3つの生活支援グループがあり、それぞれの活動範囲やグループの形をもちながら活動しています。
グループ名:おおいし絆クラブ、御幸通きずなクラブ、14区おたすけ隊
移動支援の取り組み
「移動手段が無く、思うように外出できない」「毎回タクシーを利用するのは、経済的に苦しい」「外出の度に家族にお願いしづらい」といった声や地域の状況を検討し、地域住民による移動支援に取り組まれています。
グループ名:江南一九の会、わくわくいもがわ号、福富地区通所型サービスBの送迎
地域の様々な居場所・交流活動
うきは市には、それぞれの地域に合った様々な居場所・交流の場があります。
ラジオ体操を通じた取り組み
雨の日と盆正月以外は基本実施。健康づくりになっているのはもちろんのこと、いつも来てる人や最近見かけない方は心配になり、声かけすること等見守りにもつながっています。ゆるやかなつながりを持ちながら、取り組まれています。
地域食堂
地域での勉強会を通して、「地域みんなの孤食をなくしたい。」という思いからスタートした取り組み。自治協議会を中心に、多くの有志や企業の協力により、子どもから高齢者まで、多世代が同じ空間で過ごせる場ができています。
コロナ禍での開催は、現在中止となっています。
やさいSHOP
地元企業が、「地域のためになれば」と場所を提供したことをきっかけに、地元住民が野菜やお漬物等を出荷し、出荷者の中で店番も行いながら、やさいショップを運営しています。ただ野菜を売る場ではなく、頭を使い、体を動かし、介護予防にもなっていますし、やさいショップが交流の拠点にもなっています。
公民館開放
区内の高齢者の「公民館を開けて色んなことができないか」との声から、それまでの居場所活動とは少し違うカタチの『公民館開放』を開催。集まった方達自らが、自由にしたいことを決め、自分達で準備をして1日を過ごします。
コミュニティセンターを拠点とした活動
うきは市には、各地区にコミュニティセンターがあり、そこを拠点として布遊び(縫い物)教室、折り紙づくり、健康体操、パソコン教室、よりあい(サロン活動)等が行われています。地域の方が講師役を務めている活動もあり、特技を生かす場であり、楽しみや学びの場にもなっています。
地域の休耕田等を活用した活動
高齢者の閉じこもり防止等を目的に、地域の休耕田等に花を植える交流活動が行われています。また、植えた花を使って生け花をすることで、さらなる交流につながっています。花を植えることで、地域も明るくなります。
健康づくり
高齢者いきいきカード
コロナによって、訪問・居場所活動が自粛となり、高齢者の心身への影響が心配される中、自宅で誰もが取り組める活動としてスタート。日々の活動を日記のように記録しながら、健康づくりの意識化、生活のメリハリや目的を持った過ごし方の提案にもつながっています。また、地域全体で取り組むことで、地域の話題づくりにもなっています。
- 連絡先
- うきは市社会福祉協議会
- 電話
- 0943-76-3977