福祉委員かわら版
228号 令和7年1月6日 発行明けましておめでとうございます
福祉委員さんをはじめ、区長さん、民生委員さんには、日頃より地域の見守りや声かけ訪問活動、自治協議会(福祉部門)の活動にご尽力いただき、誠にありがとうございます。
今年も、地域福祉活動等へのご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。
インフルエンザに気をつけましょう
冷え込む時期が続いていますが、皆さま体調はいかがでしょうか。
寒くなり、空気が乾燥する季節は、インフルエンザが流行します。福岡県によると、県内のインフルエンザ患者数は10月から増えており、12月には小中学校を中心に学級閉鎖となったところもあるようです。
インフルエンザに感染してしまうと、咳やのどの痛みといった一般的な風邪の症状と併せて、38度以上の発熱、頭痛や関節痛など、全身に症状が現れます。特に、高齢者や持病を持っている方などは、重症化しやすいと言われています。
そこで、今回はインフルエンザの予防等について紹介します。
インフルエンザを予防するには
インフルエンザにかからないためには、日頃から感染対策を心がけることが大切です。例えば「こまめな手洗い・うがい」「十分な栄養や睡眠をとるなどの体調管理」「定期的な部屋の換気」「インフルエンザワクチンによる予防接種」等があります。
予防接種については、効果が出るまで2週間程かかり、感染後に発病する可能性を減らし、重症化を予防する効果が期待できます。
また、急な発熱やのどの痛み、全身の倦怠感などの症状が出た場合は、早めに医療機関に相談や受診することが重要です。人混みを避けたり、マスクを着用するといった咳エチケットを心がけることも感染拡大を防ぐことにつながります。
これからも寒い時期が続きますので、日頃からの感染対策を心がけていただけたらと思います。
食品ロスと生活困窮 ~「食」の支援の必要性~
近年、日本では、賞味期限内でまだ食べられるのに廃棄される食品(食品ロス)が出ている現状があり、私たちにとって大切な資源の有効活用や環境負荷への配慮からも、食品ロスを減らすことが求められています。
また、新型コロナウイルスや物価高騰などが、社会生活に様々な影響を及ぼし、複雑化・複合化した課題を抱え、生活に困っている世帯が顕在化してきています。
食品ロスとなる食材を廃棄せず、必要としている世帯に配布することができれば、双方にとって有効であり、食品ロス削減を図る一つの手段としてフードバンクが注目されています。
フードバンクとは、安全に食べられるのに包装の破損や過剰在庫、印字ミスなどの理由で、流通に出すことができない食品を企業などから寄贈してもらい、必要としている施設や団体、困窮世帯に無償で提供する活動です。
本会では、これまでも生活に困っている方等へ食の支援を行っていますが、今年度より新たにフードバンク事業として、「うきうきフードバンク『うきたべる』」を立ち上げ、個人や団体、企業の方から寄付いただいた食料品等を様々な事情で支援が必要な方々に提供しています。
食のつながりで支え合うまちづくり
食品ロスと生活困窮の現状に対して、フードバンクなどといった食の支援や社会貢献が全国的に広がりつつあり、こうした取り組みが支え合いのまちづくりへとつながっています。うきは市でも支え合いのまちづくりを推進していくため、「食を通じた支援と社会貢献」をテーマに市民公開講座を開催します。
日時 | 令和7年1月29日(水)19:00~20:30 |
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講師 | 特定非営利活動法人フードバンク福岡 理事・事務局長 岩﨑幹明氏 |
会場 | うきは市民センター3階小ホール (うきは市浮羽町朝田582-1) |
参加費 | 無料 ご興味のある方は、どなたでもご参加いただけます |
内容 |
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申込 | WEBから申し込み |
申込締切 | 2025年1月17日(金) |
予約申込(問合せ先)
うきは市社会福祉協議会 吉井事務所
- 電話
- 0943-76-3977
皆さまと共に考え、今後の地域福祉活動へとつながっていく機会となればと思っております。ご参加のほど、よろしくお願いいたします。