福祉委員かわら版
225号 令和6年10月1日 発行
10月に入り、朝晩は肌寒い季節になりました。
現在、新型コロナウイルスなど、様々な感染症も心配されますが、これからは気温の変化や空気の乾燥等によって体調を崩しやすい時期にもなります。
皆さま、体調管理には十分お気をつけください。
悩んでいること、相談してみませんか?
先日、福祉委員さんより「区内で気になる方がいるけど、どこに相談すればいいかわからない」「相談を受けたけど、どうしていいかわからない」などの話を伺うことがありました。
そこで、今回は「生活・福祉丸ごと相談」について紹介したいと思います。
「生活・福祉丸ごと相談」とは
「生活・福祉丸ごと相談」では、年齢や性別を問わず、様々な「生活のしづらさ」を抱え、どこに相談していいかわからない方等の相談をお受けしております。
相談窓口は、社会福祉協議会の吉井事務所・浮羽事務所の2ヶ所に設置しています。
相談者は、本人や家族だけでなく、区長さん、民生委員さん、福祉委員さん、近所の方など、どなたからの相談も受け付けております。
相談内容としては、経済的な困窮や多重責務等のお金に関すること、介護や病気、障がいに関すること、家族やご近所とのトラブル、就労に関すること、住まいに関すること、ひきこもり等の社会的なつながりに関することなど、多岐に渡ります。
「生活・福祉丸ごと相談」では、困りごとの解決に向けて、一緒に考え、関係機関等と連携しながら、支援を行っていきます。
課題を抱えて生活している方は…
様々な相談を受け、課題を抱えた方と関わっていく中で、次のようなことを感じる場合があります。
- 困っているが困っていると言えない。
- 困りごとをどこに相談したらいいかわからない。
- 周りに相談できる相手がいない。
- 同時に複数の課題を抱えている。
- 本人の生活習慣等が課題の要因になっている。
- 本人の困りごとが本人以外に起因している。
- 本人だけでなく世帯全員が課題を抱えている。 など
課題を抱えている方が相談につながるには、本人と普段から関わりがある方や、気軽に話すことができる存在が重要になります。
これまでも、区長さんや福祉委員さんから、「最近近所の○○さんを見かけない」等の相談を受けて、社協や関係機関が本人と関わり、支援や福祉サービスにつながった事例もあります。
その他にも、地域の方から「社協に相談してみたら?」と勧められて、相談につながったケースもあります。
福祉委員の皆さまには、引き続き普段からの関わりを通した見守りや声かけをお願いします。
福祉委員の皆さまも、活動の中での困りごとなどがありましたら、区長さんや民生委員さん、社協等にご相談ください。
また、家族や友人など、身近な方で生活に関する悩みや不安を抱えている方がいらっしゃいましたら、「生活・福祉丸ごと相談」を紹介していただけたらと思います。
相談方法は電話・訪問・来所等、ご希望の方法でお受けしております。
社協だけで全ての困りごとを解決できるわけではありませんが、関係機関と連携しながら、解決に向けて、お手伝いさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。
「生活・福祉丸ごと相談」の詳細については、下記をご覧ください。