社会福祉法人うきは市社会福祉協議会

声・手・心 つないで人の輪 地域の和

福祉委員かわら版

205 令和4年12月1日 発行

今年も残すところ、あと1ヵ月となり、年末に向けて慌ただしくなる時期になりました。
これから冬の寒さが本格的になります。
寒さが厳しくなると、血液の流れが悪くなり、脳梗塞や心筋梗塞等が起こりやすいと言われてます。

脳梗塞や心筋梗塞は、症状が表れてから治療するまでの時間が長いほど、その後の生活に大きく影響します。
そのため、すぐに救急車を呼ぶことが重要になります。

日頃の見守りのなかで、相手に「半身がしびれる」「突然の強い胸の痛みがある」等、脳梗塞や心筋梗塞等が疑われると思ったときは、すぐに救急車を呼びましょう。

●脳梗塞と心筋梗塞の主な症状

〈脳梗塞〉

  • 半身がしびれる
  • 言葉が出てこない
  • ろれつが回らない 等

〈心筋梗塞〉

  • 突然の強い胸の痛み
  • 冷や汗
  • 吐き気や嘔吐 等

救急車を呼ぶか判断に迷ったときは

救急車を呼ぶか判断に迷ったときに電話やアプリ等ですぐに相談できるサービスがありますので、判断に迷ったときはご活用ください。

① 救急安心センター事業「#7119」

「#7119」にダイヤルすると、看護師等の資格を有する相談員が対応し、病気やケガの症状を把握して、緊急性や救急車要請の要否について助言や、受診可能な医療機関の案内、応急手当方法のアドバイス等を行います。

② 全国版救急受診アプリ「Q助(きゅーすけ)」

消防庁が提供しているアプリで、ネットやスマホで利用できます。
当てはまる症状を選択していくと緊急度の目安がわかり、必要な対応が表示され、緊急度が高い場合はアプリから119番に電話できます。

●脳梗塞と心筋梗塞の予防

  • 適度な運動を行う
  • バランス良く食事を摂る
  • 定期的に健康診断を受ける 等

以上が予防になります。

気にかけている方とお話する機会がありましたら、予防法についても伝えていただけたらと思います。

これから体調を崩しやすい時期になり、新型コロナウイルスに加えて、インフルエンザの流行も予測されています。
福祉委員の皆さん、体調には十分気を付け、無理がない範囲での見守り活動を引き続きよろしくお願いいたします。

コロナ禍となって3年目

新型コロナウイルス感染に注意した生活が既に3年目となりました。
新型コロナウイルスの発生当初は、感染拡大防止対策により地域活動の自粛や制限等で社会生活に多大な影響を与えました。
こうした状況でも人と人との関わりを大切にし、つながり続けることができるよう、様々な工夫をしながら交流活動を進めている地域もあります。

一方で、「活動を再開するにはどうしたらいいのだろうか…」「何か地域で始めてみたいな…」とコロナ禍の地域活動について悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

福祉会研修会のお知らせ

社会福祉協議会では、毎年、福祉会を対象に福祉会研修会を開催してます。

今回は、コロナ禍での地域活動を振り返り、今後のwithコロナでの地域づくりの大切さやヒントについて学ぶことをテーマに事例報告と講演を行います。
福祉会が対象ではありますが、興味がある方はどなたでも参加できます。

参加費は無料で事前申込みは、12月7日(水)までになっています。
参加希望の方は社会福祉協議会吉井事務所(0943-76-3977)までご連絡ください。

皆さまの参加をお待ちしております。

詳細はこちら