福祉委員かわら版
178号 令和2年7月1日 発行夏物家電による火災に要注意!
暑さを乗り切るために、欠かせない扇風機やエアコンですが、使用方法を誤ったり、経年劣化によって、火災が発生することがあります。
こんなことが起きたら要注意!
扇風機
- スイッチを入れても、羽根が回らなかったり、不規則に回転している
- 電源コードが折れ曲がったり、破損している
- モーター部分が異常に熱かったり、焦げた臭いがしている
エアコン
- 電源プラグが変色している
- ブレーカーが頻繁に落ちる
- 異音や異臭がしている
- 室外機の前に物を置いている
(室外機から熱が逃げにくくなり、内部から発火する可能性があるため)
以上のことで、心当たりがありましたら、メーカーや販売店に連絡しましょう。
熱中症も心配されますが、家電の取り扱いにもご注意ください。
家族やご近所の方と話す機会がありましたら、先月号で紹介しました熱中症の予防も含めて、伝えていただけたらと思います。
見守り活動のきっかけ
~福祉小座談会~
年度当初は緊急事態宣言と重なり、前任の福祉委員さんと引き継ぎのタイミングがなく、「どのような方を見守ったらいいのか分からない」と感じている福祉委員さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、見守り活動を行うきっかけの場の一つとなる『福祉小座談会』について紹介いたします。
福祉小座談会って?
福祉小座談会とは、皆さんが区の中で、日頃から感じている福祉課題(困りごと・困っている人)を共有し、解決に向けて、区の役員さん(区長、分館長、福祉委員、民生委員等)で一緒に話し合うための場です。
その場には、社協の担当職員が同席し、進行の補助等を行います。
なお、細かな福祉課題に触れることや、新型コロナウイルスの感染拡大の防止のため、複数区の合同開催ではなく、各区での開催をお願いしています。
話し合いながら、内容に応じ、
- ご近所さんの協力による支援
- 公的制度(福祉サービス)による支援
- 福祉活動以外の専門的支援への取り次ぎ
等に分類して解決方法を検討していきます。
制度は年々充実しつつありますが…
高齢者、障がい者、子ども、生活に困っている方等への制度は年々充実し、様々なサービスが利用できるようになりました。
しかし、これらは、「使いたい」と意思表示をしなければ利用することができません。特に困りごとを抱えながら生活している方は、「困っていると言えない」「どこに相談すればいいのか分からない」等の状態に陥りやすい傾向にあります。
そのため、「サービスを使いたい」と言えない方や、サービスを知らない方のもとにサービスが届くことはありません。
また、制度は充実してきていますが、生活上の課題のすべてを制度だけで解決することは、難しいのが現状でもあります。
このような現状であるからこそ、「あの人、困っているんじゃないかな?」「最近、様子が何か違う…」と気にかける・気づく身近な存在が必要なのかもしれません。
福祉小座談会では、集まっていただいた方々が地域で気にかけている方や、気になることを共有していきながら、見守る方を知る・気づくきっかけとなり、気にかけていく地域のつながりを作っていきます。
皆さまの区で、福祉小座談会を開催し、このような見守りのきっかけを作りませんか?
また、「誰が、いつ、どこで話し合ったらいいの?」等、福祉小座談会についてのご質問・ご相談につきましては、下記にご連絡ください。
※開催時期が重なることがありますので、候補日を複数設定いただけると大変助かります。
うきは市社会福祉協議会
吉井事務所 電話:0943-76-3977