福祉委員かわら版

176号令和2年5月1日発行

新型コロナウイルスの感染が拡大しています

4月8日に政府より緊急事態宣言が出され、福岡県も対象となりました。

感染者数は日々増えてきており、状況も変わってきています。

感染拡大の防止策として、手洗い・アルコールによる手指消毒、マスクの着用、不要な外出を控える、三密を避ける等があります。

①換気が悪い
「密閉空間」
②多くの人が集まる
「密集場所」
③間近で会話や発声をする
「密接場面」

一人ひとりの心がけが感染拡大を防ぐ上で重要となります。

感染の被害を少しでも防げるよう、一緒に頑張りましょう。

福祉委員さんは、社会福祉協議会会長より委嘱をしています。

現在、うきは市内に359名の福祉委員さんがいらっしゃいますが、そのうち、178名の方が今年度より新たに福祉委員さんとなられました。

今年度より福祉委員になられた方の中には、「福祉委員ってどんなことしたらいいの？」と思われる方がいらっしゃるのではないでしょうか。

福祉委員さんには、ご近所での見守りや安否確認を行っていただいております。

その中で、気になることを区長さんや民生委員さんに伝えたり、地域の方と協力しながら活動を行っていただきますので、よろしくお願いします。

また、各地区の自治協議会の福祉推進部門のメンバーとしても活動いただいております。

各地区にて福祉委員の研修会等が開催される際は、自治協議会より案内がありますので、参加をお願いいたします。

「福祉委員かわら版」は、毎月1日の区長文書にて、各行政区の福祉委員さん、区長さんにお配りしている広報紙です。

地域の課題や事例、時事の話題等を交えながら、地域での福祉活動に役立つ情報を皆さまにお届けしています。

また、「○○について知りたい！」「こんな話題も取り上げてほしい！」等、ご意見やご要望にもお答えしたいと考えておりますので、社会福祉協議会までご連絡ください。

うきは市社会福祉協議会
吉井事務所電話 0943-76-3977

新たに福祉委員になられた方から「前任者と引き継ぎがなく、何をしたらいいのかわからない…」と話を伺うこともあります。

そんなときは、自分の区の担当の民生委員さんと意見交換をするのはいかがでしょうか。

民生委員さんと意見交換する中で、これまでの福祉委員さんとの活動の話や、気になる方・気にかけて欲しい方の話もできると思います。

また、福祉委員さんが知っている情報や気になることについても話してみてください。

民生委員さんが気づいていなかったこと、知らなかったことも出てくるかと思います。

民生委員さんは１人で複数の区を担当しています。

民生委員さんも声かけ訪問等をしておられますが、民生委員さんから「自分が住んでいる区のことは分かるけど、隣の区は…」「高齢者の世帯は把握しているがそれ以外は…」との話を伺うことがあります。

一方では、「区のことは福祉委員さんがよく知っている。」「気にかけている人の最近の様子や気になることがあったら相談している。」等、福祉委員さんと連携して活動しているという話も伺っています。

福祉委員の皆さんには民生委員さんと連携して細やかな見守り活動を行っていただけたらと思っていますので、よろしくお願いいたします。

地域の中には声かけ訪問をしようと思っても、声かけ訪問を望まない方もいらっしゃるかもしれません。

福祉委員さんから「異性宅へ１人で訪問するのはちょっと･･･」「普段は仕事をしているので声かけ訪問する時間がない。」との話を伺うこともあります。

最近では、新型コロナウイルスの状況から、高齢者宅への声かけ訪問を控えているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

相手と顔を合わせることは、見守りや安否確認において大切なことですが、顔を合わせること以外にも見守りの方法はあります。

例えば、気にかけている方の家の近くを通るときに、「電気がついているか」「カーテンや雨戸が閉まったままになっていないか」「新聞や郵便物等が溜まってないか」等、いつもの様子と違うことに気づくことも見守りにつながります。

また、気にかけている方の連絡先を知っていたら、電話でお話するのも見守り方法の一つです。

地域での見守り活動は、福祉委員さんだけが行うものではありません。区長さんや民生委員さん、隣近所の方等、地域の様々な方と一緒に行っていただければと思います。

また、社会福祉協議会には、地域担当職員がおります。

福祉委員の活動等でご不明な事、またはご近所で気になる方がいらっしゃいましたら、下記までご連絡ください。

うきは市社会福祉協議会
吉井事務所電話 0943-76-3977