社会福祉法人うきは市社会福祉協議会

声・手・心 つないで人の輪 地域の和

ふくしのかわら版

6 令和6年6月1日発行

不登校・引きこもり相談事業より

PDCAサイクル

先日、ボクシングで井上尚弥選手がスーパーバンタム級世界主要4団体統一王座防衛戦にて挑戦者を6回TKOで下し初防衛するという偉業を成し遂げました。野球界では大谷翔平選手が日本人メジャーリーグ通算176本目のホームランを放ち、日本人記録であった松井秀喜氏の175本を抜いて1位になりました。この2人に共通して言える事は圧倒的な実力とカリスマ性ですが、その裏では失敗を経験値に変換する前向きな姿勢と探求心、尋常ならぬ努力がある事は間違いないでしょう。この2選手が活躍する世界を共に生きる事が出来る喜びを噛みしめながら、日々応援しています。

不登校・ひきこもり支援を行う中で、よく解決方法をお尋ねされる事があります。家族の方からすると「一日でも早く現状打破してほしい」と願う事は当たり前であり、切実な相談である事がヒシヒシと感じ取れます。しかし、全員に有効な解決方法はないというのが現状です。不登校・ひきこもりになる理由は人それぞれであり、本人でも自覚できない様々な原因が絡み合った結果の表れでもあるので、当事者にあった支援をしていく必要があります。支援方法の一つにPDCAサイクルというものがあります。PDCAとは「P(プラン=計画)」「D(ドゥ=実行)」「C(チェック=評価)」「A(アクション=対策・改善)」を意味する言葉であり、PDCAを繰り返し行う事でどうやったら当事者が元気になるかを試し、反応があるものを模索するという方法です。不登校・ひきこもり当事者に対する特効薬はありませんが、PDCAサイクルを行う事でゆっくりとですが変化が見えてくるかもしれません。本会では支援方法を共に考え、行動して関わりを深めていきたいと思います。まずはお気軽にご連絡下さい。

不登校・ひきこもり相談・交流スペース

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ご自宅に引きこもり気味で学校や適応指導教室に行けないお子さんが、自宅以外に「居場所」が欲しい当事者が集まれるスペースを設けました。一緒にこれからのこと話してみませんか? まずはお気軽にご相談ください!

場所 うきは市総合福祉センター 内
詳細 まずは下記番号にご連絡下さい。

◆相談員

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高橋 伸征(たかはし のぶゆき)
熊野 智春(くまの ちはる)
うきは市社協 吉井事務所内
うきは市吉井町347-1 
電話 0943-76-3996(不登校・ひきこもり専用相談ダイヤル)
メールでのご相談は
ufhs.mail@ukiha-shakyo.or.jpまで
(▲メールアドレス変わりました)
受付時間 平日8:30~17:15

うきは市不登校・ひきこもりを考える親の会
みつばちの会

うきは市社協では、「うきは市不登校・ひきこもりを考える会」と共催で、毎月1回家族会を開催しています。

一緒に不登校やひきこもりについて話してみませんか?

日時 第3水曜日の6/19(水) 19:00~21:00※リモート、集合どちらでもご相談ください
会場 うきは市総合福祉センター1階 小会議室
費用 無料
内容 長阿彌(ちょうあみ)幹生(みきお)先生を迎えて、親同士で話をし、家庭や自分自身を見つめる機会を設けていきます。