自分事として考える

今年度も不登校・引きこもり対策相談支援事業を担当する事になりました高橋です。引き続きこのコーナーも担当させていただくのですが、「去年は何を書いていたかな」と読み返してみると自己紹介として、趣味に関する内容（旅行、読書、スポーツ観戦）を書いていました。あれから1年経ち、現在は収集癖に目覚め、新たにゲーム機を購入して時間がある時にプレイし、日本史の参考書を読む事を楽しんでいます。大人になりゲームを始めるとは思っていませんでしたが、子どもと関わる際は有益な知識になり、何事も経験は活かされるものだと実感しています。

本事業を担当して早1年、振り返れば多くの方々と関わる事が出来ました。その中で感じていたのは「当事者経験のない私が果たして務まるだろうか」という思いであり、不登校・引きこもり当事者家族の会「みつばちの会」でコーディネーターをしていただいている長阿彌先生に相談すると「当事者であったかよりも、自分事として考えるか他人事として考えるかで相談者への気持ちの伝わり方は変わってくる」というアドバイスをいただきました。相談を受ける側として必要な心構えであり、決して及び腰で受けてはいけない事を再認識した所です。また、「自分事として考える」という言葉は地域生活を送る上でも重要な言葉で、一人一人が自分の住む地域に関心を持ち、皆で関わり協力しながら地域を支えていく必要があると感じます。その中で困り事がある方、何か生きづらさを感じている方に対して、社協としても寄り添って支援を行っていきますので、下記まで気軽にご相談下さい。