福富防災フェスタ
3月10日(日)、福富コミュニティセンターにて、『福富防災フェスタ』が開催されました。
この防災フェスタは、6月に行われた『ふくどみ未来塾(福富地区協議の場)』にて防災と地域の見守りについて話し合った結果から、まずは地区全体で防災について考える機会をつくろうと実施されたものです。参加者は20名ほどで、久留米消防本部からの参加もあり、土のうづくり、地震体験(体験車)、防災講話、防災食の試食と盛りだくさんの内容でした。
感想としては、「地震体験をしてみて、身動きが取れないことが分かった。いつでも自分が子ども達の近くにいるわけではないので、子ども自身も自分の身は自分で守れるように、日頃から防災意識をつけておくべきだと感じた。」
「地震って怖い、危ないとは言うけど、実際に体験ができて良かった。もっと幅広い世代の皆さんに体験してほしい。」「防災食は思ったよりも美味しかった。」など、実際に体験したことで防災意識がより一層高まった様子でした。
久留米消防本部の方からは、「事前に取るべき対応を把握し、実際に行動に移すことが大切です。家族(自助)だけでなく、隣近所や地域(共助)で有事の際の協力体制を話し合い、『減災』に協力をお願いします。」との話もありました。
より身近な行政区単位にて災害時の具体的な体制を考えること、さらには、その基盤となる住民同士の関係づくりも重要です。福富地区では、防災・減災をきっかけとした様々な働きかけを今後も検討していきます。
福富地区協議の場『ふくどみ未来塾』とは?
『見守り』をテーマに、地域みんなで見守り・見守られる関係を築いていくためには、どんな仕組みや取り組みが必要かを、福富地区に関わる皆さんで話し合う場のこと。
この協議の場の企画・運営は、福富地区地域支え合い推進員を中心に行われています。