社会福祉法人うきは市社会福祉協議会

声・手・心 つないで人の輪 地域の和

ふくしのかわら版

4 令和6年4月1日発行

福祉教育(山春小・江南小)

山春小学校福祉教育

2月2日(金)、5日(月)、16日(金)の3日間、4年生19名を対象に、福祉教育の授業が行われました。

写真:子どもたちは熱心に話を聞いていました

1日目は、「社会福祉協議会ってなあに?」というテーマで、本会職員よりお話させていただきました。
福祉について、「福祉は特別で難しいものではなく、みんなが幸せに暮らせるために仲良く、思いやりを持って支え合うこと」「みんなにとって大切で、とても身近なもの」等と、福祉の意味や大切さについて説明しました。
その後、社会福祉協議会について説明し、地域での活動や本会の取り組みを紹介しながら、「誰もが幸せに暮らせるまちづくり」について、お話させていただきました。
2日目は、視覚障がいについて、野上満男さんを講師にお招きし、日頃の生活等についてお話いただき、その後、アイマスク・白杖体験を行いました。
3日目は、車いすで生活している本会職員より、普段の生活についてお話させていただき、その後、子どもたちに車いすの乗車と介助を体験してもらいました。

当初、子どもたちは、「福祉って、何か特別なことなのかな…」という様子でしたが、ゲストティーチャーの話や体験を通して、「福祉って、私たちの生活に関係すること。周りの協力を得ながら、みんな暮らしている」と学んでいる印象を受けました。今回の授業が子どもたちにとって、福祉について考えるきっかけとなり、みんなで支え合うことの大切さを感じたのではないでしょうか。

江南小学校福祉教育

2月14日(水)、4年生の教室に野上満男さんを講師にお招きし、視覚障がいについて学習しました。

野上さんが自宅で使っている音で知らせる時計や体重計を子ども達も使ってみたり、スマートフォンの音声機能を活用していることを教えてもらい、「音」は情報を得る為にとても大切な機能であることを学びました。
また、洗濯機や、炊飯器等の身近なものに点字が表記されていることや、シャンプーやボディーソープの側面にも、手触りで違いが分かるように印がついていること等、「触覚」も大切なことを教えていただきました。
掃除や調理は、ヘルパーさんを利用したり、届いた手紙の内容をビデオ通話でボランティアさんに読んでもらうなど、人の協力も大切なことをお話いただきました。熱心に話を聞き、質問する子ども達の学ぶ姿勢がとても頼もしく「誰もが幸せに暮らせるまちづくり」への一歩を感じました。