育児ってむずかしい

私には1歳7ヵ月の子どもがいますが、子どもの存在が生きる活力となり最大の癒しです。仕事から帰った時に出迎えてくれた時の子どもの笑顔を見ると一気に疲れが吹き飛びます。しかし、そんな可愛い我が子に対してもストレスを感じる瞬間はあります。余裕がない場面でこちらの意に反した行動を取る時や食事中にふざけて食べ物や食器を投げる時は、つい叱責する事があります。これから子どもが成長する過程で、育児に関しての悩みや不安がどんどん出てくるのだろうなと、しみじみと感じている所です。子どもと一緒に私自身も成長していきたいと思います。

当事業を行う中でも、家族の方から「子どもが言う事を聞いてくれない」という相談が度々あります。親は今まで培った知識や経験から物事の良し悪しを考えて、より良い選択をして欲しいがゆえに、子どもに対して選択を強いる事があります。一見、子どもの為を思った発言ではありますが、「こうなってほしい」という親の思いが強く、そこに子どもの意思が反映されていない事もあります。間違った事を正すのは親の役目ですが、親の思い通りに子どもを動かすのは、子どもの思いを否定する事にもなりかねず、注意が必要です。子どもの意思を尊重した上で一緒に進路を考えて行く事、第三者の声を聞きながら考えが偏り過ぎない様にする事が大切なのだと思います。
不登校・引きこもりに関しても同様で「なんで学校（仕事）に行かないの！」ではなく、まずは子どもの気持ちを理解した上で信頼関係を築き、寄り添う事が解決への第一歩になると感じています。不登校・引きこもりでお悩みの方は社会福祉協議会までご連絡下さい。一緒に悩みを共有出来たらと思います。