社会福祉法人うきは市社会福祉協議会

声・手・心 つないで人の輪 地域の和

ふくしのかわら版

10 令和5年10月2日発行

不登校・引きこもり相談事業より

心に残る名言

私は幼少期から漫画が大好きで、相当数の作品を読んできました。漫画の中には読者の人生に影響を与える作品や心に残る名言があります。

その中でも、バスケットボールを題材とした青春漫画で、試合中の選手に「勝利を諦めた瞬間に試合は終了する」というようなアドバイスを送るシーンがあり、その台詞が今も私の心に名言として残っています。

先日、不登校・引きこもり当事者家族の会「みつばちの会」で、コーディネーターの長阿彌先生から「事実と思いの分離」というお話がありました。人は課題に直面すると、不安や恐怖から余計な妄想をしてしまいます。「もし~だったらどうしよう」「他に~の様な課題が出てくるのではないだろうか」とつい良くない方向に考えてしまい、ストレスがかかったり、冷静な判断が難しくなります。課題に対して適切に対応する方法の一つとして、自身の状況を広い視野で捉えてみる事だと話されていました。具体的には、その課題に対して自分が出来る事と出来ない事をノートに書き出し、出来る事をやってみる。出来ない事については、どうしたら出来る様になるか誰かに相談する事が大切です。相談する事で新しい視点からの提案があり、それが解決に繋がるかもしれません。

そして、1番大事なのは諦めない事。諦めるという行為は、「失敗」に直結します。どんなに頑張っていても、諦めたらそこで終了です。諦めなければ失敗にはなりませんし、気づけば大きく前進している可能性があります。これはどんな事にでも当てはまる考え方で、不登校・引きこもりに関して悩まれている方々もまずは出来る事を整理してみませんか?「社協へ相談してみる」「みつばちの会へ参加する」等、出来る事が実はたくさんあるかもしれません。出来ない事は、どの様にすれば良いか一緒に考えていきましょう。

いつでも連絡をお待ちしています。

不登校・ひきこもり相談・交流スペース

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ご自宅に引きこもり気味で学校や適応指導教室に行けないお子さんが、自宅以外に「居場所」が欲しい当事者が集まれるスペースを設けました。一緒にこれからのこと話してみませんか? まずはお気軽にご相談ください!

場所 うきは市総合福祉センター 内
詳細 まずは下記番号にご連絡下さい。

◆相談員

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相良 照美(さがら てるみ)
高橋 伸征(たかはし のぶゆき)
うきは市社協 吉井事務所内
うきは市吉井町347-1 
電話 0943-76-3996(不登校・ひきこもり専用相談ダイヤル)
メールでのご相談は
ufhs.mail@ukiha-shakyo.or.jpまで
(▲メールアドレス変わりました)
受付時間 平日8:30~17:15

うきは市不登校・ひきこもりを考える親の会
みつばちの会

うきは市社協では、「うきは市不登校・ひきこもりを考える会」と共催で、毎月第3水曜日に家族会を開催しています。

一緒に不登校やひきこもりについて話してみませんか?

日時 10/18(水) 19:00~21:00
※リモート、集合どちらでもご相談ください
会場 うきは市総合福祉センター1階 小会議室
費用 無料
内容 長阿彌(ちょうあみ)幹生(みきお)先生を迎えて、親同士で話をし、家庭や自分自身を見つめる機会を設けていきます。