社会福祉法人うきは市社会福祉協議会

声・手・心 つないで人の輪 地域の和

ふくしのかわら版

8 令和4年8月15日発行

山春小学校福祉教育

6月22日(水)、山春小学校の5年生が、福祉教育の一環として、うきは市社会福祉協議会の職員で、日常生活を車椅子で行っている、池尻勝也さんを学校に招き、交流を行いました。

子ども達からの「普段どんな生活をしているの?」「今の環境で困っていることはありますか?」「どんな所が今より良くなったら生活がしやすくなりますか?」といった質問に、一つ一つ回答していきました。

写真:子ども達から、たくさんの質問があがっていました

私たちが普段何気なく歩いている道路の側溝の蓋の隙間については、「車椅子の前輪がスッポリはまってしまうから、そうならない様に、溝を斜めに通るようにしているよ」との話に「そうなんだー」と新たな気づきもあった様子でした。

「一番困ることは何ですか?」の質問には、「雨が降ると自分で傘をさして動くことができなくなることかな。少しの雨なら気にしないで車椅子を動かすけどね。それと、大きな施設には障がいを持つ人の優先駐車場がありますが、健常の人が停めている時があるから、それはやめて欲しいです」との話に、子ども達は大きく頷き聞き入っていていました。

社会には様々な障がいを持っている人達がいます。大人も子どもも協力して、みんなが暮らしやすい社会にしていきたいですね。