地域福祉計画・地域福祉活動計画地区座談会
今回の地区座談会は、第3期計画の評価と今後のコロナ禍の状況も踏まえながら、これからの取り組みの課題、改善策等について広くお聞きし、第4期計画に反映していくことを目的に開催しました。
また、市が進める介護予防・生活支援体制整備事業の「協議の場」を兼ねて実施し、社会福祉法人や移動販売事業所にも参加していただきました。
◆地区座談会の内容
- 「5年後の自分たちが住む地域が、どのような地域になったら、もっと住みやすくなるのか?」
- 「1.のような理想の地域に近づけるために『個人や地域でできること』『行政や社会福祉協議会、その他関係機関・団体、企業等と連携してできること』(解決策・改善策)」
についてグループごとで話し合いました。
各地区で出た主な意見をご紹介します。
1.の意見
- 誰も取り残さない地域
- 「助けて」と言える地域
- 若者が住みたくなる魅力のあるまちづくり(子育て支援の充実、子どもの見守り等)
- スマホの活用(日常生活のやりとりや災害時の安否確認等)
- 免許証返納後も安心できる移動手段の確保
- 空き家が増え、隣近所との距離が遠くなった。距離があっても支え合える仕組みづくりが必要
- 新型コロナウイルスを機会に地域の役や活動の見直しが必要
- 交流の場をいろんな形へ変える。今後は新型コロナウイルスに負けない!
2.の意見
- 『個人や地域でできること』
- コロナ禍でも行えている「今ある活動等」を集える場として活用していく
- コロナ禍だからこそ小さなコミュニティの輪を大切にしたい
- 地域でやれることからやっていく。何ができるかをみんなで話し合う。交流すると輪が広がる
- 生活支援ボランティア団体の広報、協力者の確保 ・若い人から協力してもらえるような地域作り
- 今あるものを大切にする(移動販売を健康なうちから使う等)
- 災害時の対応(自主防災組織を定着させていく。地図で見える化する。平時から地域のつながりを大切にする)
- 『行政や社会福祉協議会、その他関係機関・団体、企業等と連携してできること』
- 空き家や空地の活用(促進する仕組みや助成金等の支援)
- うきはのブランド(特色)を活かす
- 相談窓口や制度を一本化・簡略化(住民に優しい窓口を)
- 介護サービスを知る機会を作る(行政と施設が協力!⇒終活にも繋がっていく)
- スマホの学習会(ネット社会に取り残されない。安全に使えるよう騙されない方法)
- 地域格差を生じさせない福祉サービスの充実!
- 少しずつの企業努力(社会貢献)が集まれば大きなこともできるのでは
など、たくさんのご意見をいただきました。
今回の座談会で出たたくさんの意見を地域福祉計画・地域福祉活動計画に反映させ、これからの地域福祉を皆さまと一緒に進めてまいります。